寄付で応援する

一人でも多くの方に「介助犬と暮らす新しいライフスタイル」を提供するためにご支援をお願いします。

宿泊体験で寄付する

介助犬と触れ合える宿泊体験型ペンション「館山ドッグワールド」でのご利用料が、寄付になります。

法人として支援する

寄付や募金箱の設置、協働プログラムなどを通して介助犬の育成を支えませんか。

介助犬とはWhat’s KAIJOKEN

介助犬とともに生きる選択肢を
届けるために

介助犬(補助犬)は、体に障がいを持つ方の手助けをする大切なパートナー。
愛玩動物として飼われている家庭犬とは違い、
専門の介助動作を身につけたプロフェッショナルなのです。

介助犬をご希望の方へ

制度や手続きの流れ、訓練について介助犬を希望する方が
知っておくべき情報をお伝えします。

介助犬の役割

肢体不自由者の日常生活をサポートする

介助犬(補助犬)が行える作業は、ドアの開閉、携帯電話やテレビのリモコンなど特定の物を手元に持ってくる、車いすをひく、起き上がったり車いすへ移ったりする際の支えなど多岐に渡ります。指先に力が入りにくいユーザーのために、ペットボトルを開けたり、割箸を割ったりする手作業の介助も。24時間そばにいて、手足となって働く介助犬(補助犬)。文字通りユーザーの体の一部というべき重要な存在です。

ドアを開ける

新聞紙を持ってくる

おにぎりのフィルムをはずす

ふたをあける

携帯電話を持ってくる

お菓子の袋をあける

立ち上がりを助ける

階段をのぼるのを助ける

倒してしまった杖を拾う

介助犬ユーザーの声

  • ベガとの出会い

    ベガとの出会い

    相田さま/介助犬:ベガちゃん

  • 大きな絆

    大きな絆

    新宮さま/介助犬:KOROちゃん

  • 苦痛が楽しいへ

    苦痛が楽しいへ

    栗山さま/介助犬:留奈ちゃん

介助犬になるまで

ユーザーと介助犬が心と心でつながる訓練を

  1. 基礎訓練

    基本的な指示に
    従える

  2. 介助動作訓練

    ユーザーのニーズに
    合う介助動作を
    身につける

  3. 合同訓練

    ユーザーとともにどんな場所でも落ち着いて行動できる

介助犬は、先ほど紹介した全ての介助動作ができる訳ではありません。ユーザーのそれぞれの身体障がいに合わせて介助動作を専用に習得します。そのため、通常のドッグトレーニングとは違い、その訓練は容易ではありません。

1頭の介助犬を育成するのに

  • かかる費用

    300万円以上※

  • かかる年数

    2~3

※補助制度あり 基本的に介助犬希望者の負担はありません

介助犬に関する制度や法律

地方自治体から介助犬訓練受講費の給付

介助犬の育成事業は、一般的には「身体障がい者補助犬給付事業」と呼ばれていて、厚生労働省が推進する地域生活支援事業の一部の事業です。
希望者が居住地の地方自治体に介助犬給付申請することで、地方自治体から介助犬訓練受講費が給付され、希望者が指定した介助犬育成団体が事業委託を受ける、という流れになっております。

身体障がい者補助犬法

身体障がい者補助犬法は、体に障がいを持つ人が補助犬(介助犬、盲導犬、聴導犬)を同伴して社会参加できるよう、支援するための法律です。介助犬は法的に認められた存在であり、ユーザーは次のような権利と義務を有します。

権利

  • 介助犬(補助犬)を同伴して公共施設や公共交通機関をどこでも利用できます。
  • ホテルやレストランなど不特定多数の人が利用する民間施設に同伴できます。
  • 一定以上の規模をもつ(常勤従業員56人以上)仕事場に同伴できます。

不特定かつ多数の者が利用する施設における身体障がい者補助犬の同伴

第九条 前二条に定めるもののほか、不特定かつ多数の者が利用する施設を管理する者は、当該施設を身体障がい者が利用する場合において身体障がい者補助犬を同伴することを拒んではならない。ただし、身体障がい者補助犬の同伴により当該施設に著しい損害が発生し、又は当該施設を利用する者が著しい損害を受けるおそれがある場合その他のやむを得ない理由がある場合は、この限りでない。

補助犬法

義務

  • 介助犬(補助犬)であることがわかるようベストを着せ、求められればすぐに身体障がい者補助犬管理手帳、身体障がい者補助犬認定手帳を提示します。(身体障がい者補助犬法第十二条第一項に規定)
  • 介助犬(補助犬)とともに、厚生労働大臣が指定する法人が行う認定試験に合格する必要があります。

介助犬を取り巻く課題

選びたくても選べない介助犬との生活

日本における介助犬希望者数は約1,000人は下らない。しかし現実には、実働している介助犬の数は全国でたったの53頭です。多くの身体障がい者が介助犬との生活をしたくても、それを諦めざるをえない現状です。

ご寄付のお願い

介助犬を一人でも多くの人に届けるため、
あなたの力を貸していただけませんか

政府や地方自治体に頼った現状の制度では、必要とする人に介助犬を届けることができません。新しい仕組みを私たちとつくりませんか。

法人としてできること

企業・団体として、介助犬を届ける
新しい仕組みに参加しませんか

一人でも多くの身体障がい者へ介助犬の選択肢を届けるために、企業・団体としてできる取り組みがあります。